出口王仁三郎 歴史に隠された躍動(やくどう)更生(こうせい)時代 
 
出口王仁三郎著 みいづ舎編集

ISBN978-4-900441-94-1 C0014  
B六判/376頁 
定価(本体2200円+税) 

    説明            
人類幾千年、歴史を変える大構想!
世界に黎明を轟かせた昭和六年、「還暦」を迎えた出口王仁三郎は「更生」する。暦では、西暦一九三一年(いくさのはじまるとし)、皇紀二五九一年(じごくのはじめのとし)と預言し、世界は大きく動き始める。また『瑞能神歌』(預言書)通り、大陸では反日感情が高まり、満州事変が勃発し、日中戦争、世界戦へと突き進む「発端の年」となる。王仁三郎は、この難局を回避するため、愛善精神を提唱し、実践実行する。教えの口述、宗教提携、国際共通語エスペラントの採用、神から民衆の芸術、天産本位の経済、農業等を奨励し地上天国を目指し、内外から八百万或は一千万の賛同の声が寄せられる。新聞各社の記事、批評、猥談、人々の息遣い、ユーモア、感動が溢れる。  

    目次            
 まえがき   1
 出口王仁三郎聖師更生(還暦)の年

第一編 世界教化への理想
 第一章 苦難から進展へ
   一、敬愛される王仁教主
   二、京都の大霊地
   三、世界的なる大本教
 第二章 ジャパンタイムズ記事訳出
   大本教の歴史と奇跡 真相と真価を語る①
   海外に於ける大本教
   大本教の真相と真価を語る②
   第三章 宣伝使について
   宣伝使の使命(その一)
   宣伝使の使命(その二)

第二編 出口聖師の断片
   一、王仁さんの洒落
   二,聖師を恋した女馬賊
   三、人魚を食べる
   四、師と美姫三千
   五、お茶屋から脱走した話
   六、師のサービス
   七、師と角砂糖一つ
   八、入蒙行軍中に於ける話
   九、心配をするな
   一〇、褌で顔を洗う
   一一、欄干に翻る縮緬の褌
   一二、滝を止められた話
   一三、子供が承知せぬ
   一四、金は中で払う
   一五、お父さんの御機嫌取り
   一六、赤子を想う
   一七、夫婦の寝てる中へ入って
   一八、霊眼で作歌
   一九、替歌位詠め
   二〇、作歌法
   二一、十万歌集
   二二、何と絶倫
   二三、歌集即出
   二四、首と政府
   二五、茶瓶を持って帰る
   二六、雪、聖雄を走らす
   二七、天下の偉人に此の一事あり
   二八、師と環境
   二九、日本人の丈
   三〇、桃の実はかんらんの樹
   三一、霊界と供物
   三二、笑いと宗教
   三三、拍手
   三四、師の失敗
   三五、怒った事がない
   三六、三味と偉人
   三七、大成功
   三八、驚く
   三九、師のプライド
   四〇、ウーピー
   四一、未完成は長寿
   四二、子供と病
   四三、赤子と左利き
   四四、太古の男女
   四五、戦の始まりの年
   四六、日常の出口聖師
   四七、生死を超越した真の信仰には
   四八、ワニ蒙古王となるのこと
   四九、頭山氏と出口氏 量の人として
   五〇、出口王仁三郎聖師曰く
   五一、神及び人間としての出口聖師
      (一)出口氏の更生を祝した海外の人士
      (二)観相家のみたる出口氏 
      (三)日支と出口氏
      (四)百万の神書
      (五)芸術家としての氏を讃する名士
      (六)スフィンクス
      (七)類例なき書画
      (八)応挙の血統
      (九)独歩の歌境
      (一〇)人間的魅力

第三編 待望の聖雄
   一、聖雄出よ!
   二、梧桐の樹の下に
   三、或る夜の集い
   四、吾等の待望しつゝあるは、愛の善に
   五、再び吾人の待望する大聖雄について
   六、バハイイズムの布告者
   七、支那の扶?に示されたる出口聖師
   八、朝鮮の預言書 鄭鑑録
   九、聖師を中心に世界はどう動いている
   一〇、大聖師
   一一、大聖者の証
   一二、出口氏の名によって北九州を震撼

 
  第四編 人類愛善思想と活動(その一)
   一、人類愛善会とは
   二、世界宗教平和会議前提
   三、世界宗教平和会議に対する大本教団
   四、最近の宗教運動
   五、山上全戒師の既成宗教打破に声援
   六、岡崎公会堂にて反宗教批判演説会
   七、既成宗教を排撃せよ
   八、日活スターの地方挨拶巡演と大本

第五編 人類愛善思想と活動(その二)
   一、天産本位の経済 全人類幸福の基
   二、農村欄 内地でも優に米の三毛作
   三、目下の重要政治は思想問題が第一
   四、四十余ケ国の会員が歩調を揃えて万進
   五、露西亜は何故 表面に動かぬ
   六、紅卍字会と提携の動機、そして現在
   七、紅卍教 釈瓢斎記
   八、日・支・露各国が足並み朗らかに
   九、萬宝山事件
      (一)鮮・支人の融和なる
      (二)世界平和史上に特筆すべき鮮支人
      (三)光明世界を造る
      一〇、大本と知恩院両教の提携
      一一、智識を世界に求め

第六編 聖師の芸術
   一、宗教より芸術へ
   二、大気と楽焼
   三、探幽以来の大家
   四、大画揮毫に就いてその秘奥を語る
   五、月の面の隅を移写した
   六、絵に就いて語る出口聖師
   七、出口氏の作品展①
   八、 出口氏の作品展②
   九、出口聖師作品 展覧会拝観記
   一〇、創作に論説に詩歌に
   一一、花明山をレコード
   一二、明光社設立の理由
   一三、若き日の追憶
   一四、若き日の追懐(二十八歳の春

第七編 更生のコラム
   一、死後の世界
   二、強く生きる
   三、既成宗教
   四、政治は一国一党
   五、老人の装い
   六、多数決は公論か
   七、木の年輪
   八、声
   九、命令をきく無機物
   一〇、苦集滅道
   一一、大本の神愛論 戒律の絶対否定
   一二、一切を神に委すところに天国あり
   一三、大本神示の改暦十ケ月一年制案提唱
   一四、年を若くする事
   一五、最後の真理

第八編 出口王仁三郎聖師 更生の祝い
   一、総裁の更生を画して
   二、大本お揃いの浴衣で
   三、出口王仁三郎聖師更生祭の記録
   四、瑞霊真如聖師御更生祭記
   五、更生祭概況
   六、亀岡大本教参観記
   七、出口氏還暦 更生祝
   八、出口聖師更生の祝い 更生祭第一日
   九、花明山路 王仁さんの音頭
   一〇、一千余名の総本部参観団
   一一、還暦祝して大本の内外に大進出
   一二、大本更生祭の三日間に一躍七千円
   一三、スナップ 聖師更生祭
   一四、おもいで
   一五、綾部町挙げて盛んな大本デー

第九編 更生祭後の活動と予言 
   一、愛善の新天地開拓に健児続々として
   二、支那に於ける布教禁止と本会流石は
   三、日支交戦の重大性
   四、社告・大平楽新聞
   五、ハルマゲドンの大戦と黄金閣の金鵄
   六、事変の満蒙に翻る愛善旗
   七、恐るべきこの預言(一)
   八、恐るべきこの預言(二)
   九、開教四十周年での講和
   一〇、危機迫る

第一〇編 挙国更生
   一、出口王仁三郎氏に挙国更生を聞く①
   二、出口王仁三郎氏に挙国更生を聞く②
   三、新生・愛善苑の発足
      (一)愛善苑設立主意書
      (二)機関紙『愛善苑』創刊の辞
   四、針灸思想

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